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映画
スタンリー・キューブリックを知らない方はいないと思います．ジャック・ニコルソン主演のシャイニングは有名です．原作はスチィーブン・キングで，この小説家もとても有名です．そのシャイニングというタイトルの映画が２本あるのをご存じでしょうか？
スチィーブン・キングはスタンリー・キューブリックが作ったシャイニングを気に入らず，自分で作ったため，２本存在する事になりました．原作を読むと，スチィーブン・キングが作った方（原作者が作ったのですから，当然といえば当然ですが）が原作に忠実です．違いは，スチィーブン・キングの方に「愛」があるのです．スタンリー・キューブリックは「狂気」がモチーフである違いです．
興行的には，スタンリー・キューブリックの勝ちでした（配役がスチィーブン・キングの方では有名でない人のため？）が．私は，両方共に好きです．同じようで違う物語ですから． |
| 中国映画も好きです．好きな映画監督はチャン・イーモウです．彼は，映画毎に作り方を変えています．それが彼のスタイルになっています．私が好きなのは「初恋のきた道」，「あの子を探して」です．何度見ても，泣けます．「あの子を探して」では映画が終わっても，感動のあまり，ポーと出演者の所を見ていたら，映画の配役の名前と出演者の名前が同じである事に気づきました．この映画は，もちろんフィクションですが，バスの運転手は実際のバスの運転手を素人ですが，その人の名前で登場させているのです．村長もそうです．ただ，その組み合わせは実際と違うのです．映画の村に出てくる人は，村長は村長，教師は教師ですが，その人たちは別々の村の人なのです．全て素人達ですが，実際の職業は本当なので，素人の様で，そうでないという不思議な感覚です． |
| 一時期，ウッディ・アレンに懲り，古いビデオを探しまくりました．古いのは一本１万もしました．本屋さんを探しまくって，script（脚本）まで購入したものです．ウッディ・アレンは毎年一本ずつ映画を制作しています．これは，彼の特権（スタンリー．キューブリックも同じ）です．普通は制作させてくれません．また，彼の映画に出演できる事は俳優の夢だそうです．エドワード・ノートンもリチャード・ギア主演の「真実の行方」で演技を認められ，「世界中がアイラブユー」に出演しています．なんとこの映画はミュージカルなのです．その後のエドワード．ノートンの活躍ぶりはご存じでしょう． |
| ウッディ・アレンの映画（脚本，監督，はては主演までこなす）は，古典落語の様に全て計算されたものです．ハプニングなどが入り込む余地がないものです．私が好きなウッディ・アレンの映画は「地球は女で回っている」，「ラジオデイズ」です．「地球は女で回っている」では，スパイダーマンに出演しているトビー・マグワイヤーや今では有名なロビン・ウイリアムズが出ています． |
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